
全60話
猛吹雪の中、廃墟となった寺院に置き去りにされた真の相続人は、偽者が彼女の身代わりを務める中、凍死寸前の状態に陥る。その時、彼女の目の前に謎の扉が開く。そこは、現代のコンビニエンスストアへと続く扉だった。 インスタントラーメン、薬、化粧品、そして冷徹な商才を武器に、彼女は古都へと戻り、日用品を仙人からの秘宝と偽って売りさばく。生き延びるための必死の試みは、やがて一大帝国へと発展する。貴婦人たちは彼女の商品を巡って争奪戦を繰り広げ、兵士たちは彼女の物資を頼りにし、そして強力な王子は彼女にとって最も危険な味方となる。 しかし、彼女が成功すればするほど、王宮は彼女の莫大な富の裏に隠された、あり得ない秘密に近づいていく。もし異世界への扉が開かれたなら、彼女を捨てた一族だけが、その扉を狙う敵ではないかもしれない。
見捨てられた肉屋の少女が女帝になった